結論
実写写真に「AI情報」が付くのは、ファイルに AI マーカー(多くは生成機能を使ったアプリが書き込んだ C2PA Content Credentials や IPTC DigitalSourceType)があるためです。マーカーは編集の大きさを区別しないため、写真全体にラベルが付きます。
Meta がラベルを付ける仕組み
Meta のラベル付け方針によると、根拠は次の 3 つです。
- ファイル内の業界標準の指標:C2PA と IPTC のメタデータ。実写写真では最も多い原因です。
- 本人の申告:投稿時の詳細設定にある AI ラベルのスイッチ。
- Meta 独自の検出:メタデータがないコンテンツ向け。
2024 年 9 月以降、AI で編集しただけの投稿は投稿メニュー内にラベルが表示され、完全に生成されたコンテンツには目立つラベルが残ります。
原因になりやすいアプリ
Adobe Photoshop・Lightroom
生成塗りつぶし(Generative Fill)、生成拡張、生成 AI による削除は、Content Credentials と IPTC 値 compositeWithTrainedAlgorithmicMedia を書き込むことがあります。
スマホのギャラリーでの AI 編集
Google フォトの編集マジックや消しゴムマジック、Samsung の Galaxy AI は、編集後のコピーに印を付けます。編集前のオリジナルは対象外です。
Canva、背景削除、AI アップスケーラー
ツール名や IPTC 項目を書き込むものとそうでないものがあります。だからこそファイルの確認が有効です。
対処法(手順)
- オリジナルのファイル(スクリーンショットではなく)をツールで開き、レポートを確認します。
- AI の行があればクリーンにしてダウンロードを押します。
- クリーンなコピーを新しい投稿として公開します。公開済みの投稿は投稿後に AI情報を削除する方法をご覧ください。
- 生成 AI による変更がなければ、投稿時の AI ラベルはオフのままにします。
写真が実際に AI で生成・大きく変更されたものなら、ラベルは残してください。この方法は誤ってラベルが付いた実写写真のためのものです。
実写写真の AI情報に関するよくある質問
AI を使っていないのに AI と表示されるのはなぜ?
物体を生成 AI で消すなど、アプリがファイルに AI マーカーを書き込んだ可能性が高いです。Meta はアップロード時にこれを読み取ります。チェッカーで原因の項目を確認できます。
フィルターやトリミングでもラベルは付きますか?
いいえ。トリミング、露出調整、Instagram のフィルターでは付きません。画像の一部を塗りつぶし・削除・拡張する生成機能では付くことがあります。
AI情報ラベルでリーチは下がりますか?
Meta はラベルが配信を減らすとは発表していません。大きな影響は信頼面で、フォロワーに偽物だと思われる可能性があります。
スマホのカメラでラベルが付くことはありますか?
通常の写真では付きません。ギャラリーアプリの AI 編集は、保存したコピーにマーカーを追加することがあります。