結論
Instagram が「AI情報」を付けるのは、多くの場合ファイルに AI マーカー(C2PA の Content Credentials や IPTC の DigitalSourceType)が含まれているためです。実写写真からこれらのメタデータを削除し、クリーンなコピーを投稿すれば、通常ラベルは付きません。公開済みの投稿は変わりません。
AI情報ラベルが付く原因
Meta は画像を見て偽物と判断しているわけではありません。ラベルが付いた投稿の多くは、ファイル内に書かれた情報が原因です。このツールは次を検出します。
- C2PA Content Credentials:作成元と編集履歴の署名付き記録。JPEG、PNG、WebP、HEIC、AVIF、MP4、MOV に保存されます。
- IPTC DigitalSourceType:
trainedAlgorithmicMediaやcompositeWithTrainedAlgorithmicMediaなどの値。 - ツール名:XMP や EXIF に記録された Firefly、Generative Fill、DALL-E、Midjourney、Gemini など。
- プロンプト:Stable Diffusion や ComfyUI が PNG に書き込む情報。
実写写真にラベルが付く理由は実写写真に AI情報が付く理由で詳しく解説しています。
画質を落とさずにファイルをクリーンにする
クリーンにしてダウンロードを押すと、ファイル名に -clean が付いたコピーが作られます。Content Credentials、AI シグナルを含む XMP / IPTC 項目を削除し、EXIF テキスト内の AI ツール名を空にします。その後、新しいファイルを再スキャンします。
画素、音声、動画フレームは再エンコードしません。EXIF の向きと ICC カラープロファイルも保持します。MP4 / MOV では該当ボックスを同じサイズの空ボックスに置き換えるため、動画はそのまま再生できます。詳しくは動画から AI メタデータを削除をご覧ください。
削除できるもの・できないもの
- 削除できる:C2PA マニフェスト、AI・来歴データを含む XMP、IPTC の AI 項目、AI ツール名を含む Photoshop/IPTC ブロック、EXIF 内の AI ツール名、Stable Diffusion のテキストチャンク。
- 削除できない:Google SynthID などピクセル内の不可視透かし、Meta 独自の検出、投稿時に自分でオンにする AI ラベル、公開済み投稿のラベル。
あくまでメタデータのクリーナーで、結果は保証されません。公開済みの投稿については投稿後に AI情報を削除する方法をご覧ください。
ラベルを残すべき場合
誤ってラベルが付いた実写写真の修正や、個人的なメタデータの削除に使ってください。実際に AI で生成したリアルなコンテンツは、Meta のポリシーどおり引き続き開示してください。
Instagram の AI情報に関するよくある質問
実写写真なのに Instagram に「AI情報」と表示されるのはなぜ?
Meta はファイル内の業界標準データ、主に C2PA の Content Credentials と IPTC メタデータを読み取ります。編集アプリは Generative Fill で物を消すような小さな AI 編集でもこれらを書き込みます。
メタデータを消せばラベルは消えますか?
メタデータが原因なら、クリーンなコピーには通常ラベルが付きません。ただし不可視の透かしや Meta 独自の検出には効かないため、保証はできません。
「AI情報」と「Made with AI」は同じですか?
はい。軽い編集の実写写真にもラベルが付いたため、Meta は 2024 年 7 月に「Made with AI」を「AI info(AI情報)」に改名しました。
Facebook や Threads でも使えますか?
はい。Instagram、Facebook、Threads は同じ Meta の仕組みで、同じシグナルを読み取ります。
ファイルはアップロードされますか?
いいえ。ファイルはブラウザのタブ内で読み込み・書き換えされ、サーバーには送信されません。
HEIC 写真や MP4 動画にも対応していますか?
はい。HEIC、AVIF、MP4、MOV に対応し、再エンコードは行いません。